病は気から

10日間を超える長期の公演。キャスティングを替え、2ヴァージョンを上演する。若手の新メンバー・君島敬史と徳田真弓が初出演(一作のみで去るが)。公演前には加藤徹が退団し(人生を見直すため)、公演後に笠井由加も退団(出産のため)。舞台監督が、旗揚げ以来の付き合いの二本松武氏から赤羽三郎氏に交替。行く人、来る人。

[作品内容]
不治の病を宣告された一人の男を巡り、彼の職場の同僚や家族が織り成すドラマ。演劇専門誌には〈現代版『生きる』〉と紹介されたが、それほど深刻な内容ではなく、古くからあるコメディーの一つの型〈勘違いもの〉のバリエーションだった。


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