気まぐれロードマップ

初のオムニバス公演。山下が書いた4本(序章と終章を加えると5本)の短篇を、山下・古郡・鬼界が演出した。各話によって内容はもちろん、テイストやムードも異なり、観客のアンケートでも好きな作品が分かれた。今後の気まぐれ倶楽部の進路を模索する上で、貴重な公演になる。結果、〈人生の機微を笑いに包んで描く〉方向へ。

[作品内容]
〈カルチャー・ギャップ〉を各話共通のモチーフにする。東京と大阪の刑事が対立しながら事件を解決するミステリー仕立ての一篇(後に長編にする作品の原型)、田舎で暮らす女と都会に出た女の微妙な友情物語、老夫婦が若者に混じって大学に通うお話など。


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