人生は回転寿司

キャスト三名だけの小人数公演。仕込みやバラシの際も小人数なので、大変だった。舞台で使用する数十枚の平台を数名で運び、ヘトヘトになる。台本が完成したのは、劇場入りの前日。あわや公演中止の危機も、なんとか乗り切る。キャリアの長い山口氏が「記憶に残る公演だった」と供述。いい意味でも悪い意味でも、確かに思い出深い。

[作品内容]
幼なじみの三人の男の約50年間を追い、人生の浮き沈みを描いた作品。役者は、小学生・高校生・青年・中年・老年の各時期をメイクなどに頼らず演じた。〈平成の寿司王〉を演じた下山(板前歴あり)が舞台上で本物の魚をさばくシーンが喝采を浴びる。


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